
青春SS更新情報(青春断片・第32弾)
オムニバス青春SSシリーズ「青過ぎる思春期の断片(青春断片)」
第32弾『ないものねだりの強がり狼』をアップロードしました。
(このシリーズは、小説投稿サイト「小説家になろう」さんと、SSブログ両方に同じ内容のものを投稿しています。「小説家になろう」さん版はルビ多めで、SSブログ版の方には下部に蛇足な解説が付いています。)
卒業シーズンの話なので、本当は先週あたりにUPしたかったのですが…
(もう卒業式を迎えてしまっている高校もあるので…。)
本業や他の作業との兼ね合いで、少し遅れてしまいました…
今回は「ないものねだり」と「一匹狼の真実、そして心の内」を描いています。
「自由な一匹狼」に見えて、その実態は「ぼっち」の「強がり」という設定なのですが…
暗くなり過ぎず、切なくはあっても、謎の爽快感がある感じを目指しています。
今回の主人公は「“端から見たらカリスマ一匹狼”な女子高生」をイメージしています。
最初はアート系もしくはギャルのカリスマ系を想定していたのですが…実際に書いてみたら、意外と文学系に仕上がったような…。
「狼」→「月に吠える」→「萩原朔太郎」をうっかり連想してしまったせいかも知れません…。
(そしてその連想イメージを、ほんのり作中にも反映しています。あくまで「ほんのり」ですが…。)
作中で主人公は、自分自身のことをあまり評価していませんが…
実際にこんな女子高生がいたとしたら、実は結構な「強メンタル」なのではないかと思います。
(そして、本人は自分の「持っているもの」に本気で気づいていないので、結局本人も「ないものねだり」なのです。)
次回33弾は奇数回のため、男性視点になりますが、内容はまだ未定です。
(シリーズ全体のメリハリや、過去作と「カブらないように」という制約上、ストーリー選定がどんどん難易度を増しています…)
