
青春SS 更新情報(青春断片・第17弾)
オムニバス青春SSシリーズ「青過ぎる思春期の断片(青春断片)」の第17弾「最初に世界を呪ったのは、誰」をアップロードしました。
(このシリーズは、小説投稿サイト「小説家になろう」さんと、SSブログ両方に同じ内容のものを投稿しています。「小説家になろう」さん版はルビと改行多め、SSブログ版の方には下部に蛇足な解説が付いています。)
1年前に「父の月(父の日)企画」でSS第5弾「真面目に生きるのが馬鹿らしい、なんて」を書いた際、「『真面目に生きることの苦しさ』もあるけど、『真面目に生きられない辛さ』もあるな」と思い、いつかその物語を書いてみたいと思っていました。
そして今回「真面目に生きられない」「本当の自分が出せない」に「朱に交わっても赤くなれない」「周りの空気に馴染めない」「同調圧力に息苦しさを覚える」感じをプラスして、新たな物語を作ってみました。
…正直「いろいろ要素を混ぜ込み過ぎたかな…」と、ちょっと反省しています。
そのせいで、文字数がかなりギリギリになってしまい、10分をオーバーしてしまうのではないかとヒヤヒヤしました…。
(このシリーズは1作が5~10分で読めることを目標に書いています。)
ただ、要素を分割して別の話を作った場合、それはそれで「似たような話が複数ある」ことになってしまうので、難しいところなのです…。
今回の主人公は、決して「根っからの真面目」な性格ではないのですが、「やるべきことをちゃんとやる」「やるべきでないことはやらない」という、“自分の中の軸”は“一応”持っている、というイメージです。
(“一応”なので、時々サボったり、怠けたりしてしまうこともある、というイメージです。)
人間、真面目に生きることを押し付けられると苦しいものですが、真面目に生きることを“禁止”されても、それはそれで生きづらいものだと思うのです。
結局は「“生き方”を周りから強制される・押しつけられる」のが苦しい、ということなんでしょうね。
次回・第18弾も、既にアイディアはぼんやり出来ているのですが…
何とも内容を説明しづらい物語ですので、今はまだ詳しく語れません…。
