
歴史短編小説更新情報(2019/7/6)
ヒストリカル(歴史)恋愛・短編小説シリーズ「恋愛群像ヒストリカ」を始動しました。
実在した歴史上の人物・事件・物事などを元に“妄想”した恋愛ストーリーをオムニバスの短編小説にしたシリーズです。
(歴史を元にはしていますが、たとえば歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」が実際の忠臣蔵の史実とは違う部分を持っているように、脚色して劇的なものにした“フィクション”と考えていただけるとよいかと…。)
最初は純恋結晶と同じく「SS」と名乗るつもりだったのですが、SSにしては少し長めかな…と。
純恋結晶は「SSブログで先行公開→pixivさんに投稿」という形式をとっていましたが、今回はSSブログとエブリスタさん両方で公開するものの、バージョンが異なっています。
(とりあえず第1弾は複数バージョンありますが、第2弾以降もそうなるかは未定ですが…。)
第1弾は“イギリスにお茶を飲む文化”をもたらしたとされるポルトガル王女でチャールズ2世の妃「カタリナ・デ・ブラガンサ(キャサリン・オブ・ブラガンザ)」のエピソードから妄想したストーリーです。
王女カタリナの相手役は、架空の教育係です。
夫のチャールズ2世も人間的に面白いキャラクターではあるのですが、愛人を14人も作ったというあたり、恋愛小説のヒロインの相手役としてはどうかと思ったので…。
(史実ベースだとカタリナが悩み苦しむだけの話になってしまいそうなので…。)
ちなみにエブリスタさん版で、オランジェリーに「果樹温室」の漢字をあてているのは当て字です。
オランジェリーは温室の原型と言われる南国や地中海の果樹を育てるための施設で、ヴェルサイユ宮殿にも存在していました。
この「恋愛群像ヒストリカ」シリーズはたぶん、切ない系や悲恋・悲劇が多めになっていくかと思います。
史実ベースのため、最後に主人公・ヒロインが死んでしまうものや処刑されてしまうものもあるかと思いますので、苦手は方はご注意ください。
