
今までと違うやり方で小説を書いてみる。
5月末から投稿小説サイト「アルファポリス」さんで異世界転生ファンタジー小説
「囚われの姫は嫌なので、ちょっと暴走させてもらいます!~自作RPG転生~」
の連載を始めました。
(タイトルロゴ画像をクリックすると別窓でアルファポリスさんの小説もくじへ飛びます。)
この小説、これまでの小説とは書き方を変えています。
「 」の外側の、いわゆる“地の文”がこれまでよりさらに“口語”に近くなっていることもそうなのですが…
それより何よりこの小説、プロットを全く作らない一発書きで書いています。
さらに言えば、書き始めるにあたって設定も作っていません(書きながら同時進行で設定を作っていった感じです)。
(なので心の中で「準備期間0分小説」と呼んでいます。)
元々この物語は、小説家になろうさんに投稿している別シリーズ「青春断片」が行き詰った時(←コロナ禍でただでさえ暗いご時世なのに、暗い話を書きたくないということから)、現実逃避のように「こんな時には頭を空っぽにして読める(書ける)面白おかしい話がいい」と思っていたらできてしまった話なのです。
0からパッと出来上がったというよりは、元々頭の中にあったアイディアの断片がパズルのピースをはめていくように一気に固まって出来たような…
あるいは、冷蔵庫の余り物を組み合わせて料理を作るような感じで出来上がったような作品です。
下書き自体も全14章を2週間で書き上げていますので、今までにない超速筆作業だったのですが…
しかしながら、手は抜いていません。
…と言うか、作者の性格上、どんな小説であれ書いているうちに楽しくなってきて「あれも入れちゃえ」「これも仕込んじゃえ」と様々な要素を詰め込み始めるので、結局のところ、肩の力は抜けても手は抜けないのです。
そして気がつけば、準備期間0分小説にも関わらず、とんでもない設定とラストが頭の中に仕上がっているのですが…
…そのとんでもないラストに到達するまでには、少なくとも第5部くらいまでストーリーを進めなければならないので(欲を言えば第6~7部くらいまで続けたいですが)、皆さまに披露できるかどうかはまだ未定です…。
