
青春SS 更新情報(青春断片・第35弾)
オムニバス青春SSシリーズ「青過ぎる思春期の断片(青春断片)」
第35弾『
(このシリーズは、小説投稿サイト「小説家になろう」さんと、SSブログ両方に同じ内容のものを投稿しています。「小説家になろう」さん版はルビ多めで、SSブログ版の方には下部に蛇足な解説が付いています。)
難産だったため、前作からまただいぶ間があいてしまいました。スミマセン…
今回はタイトルにも入っている通り「反抗期」の葛藤がテーマの中心です。
本当であれば「毒親」シリーズの「母・息子」関係バージョンになる予定だったのですが…
何だか「毒親」というより「普通に反抗期」な感じになってしまいましたので、そちらに軌道修正しました。
(「毒親」というよりも、ただ「理想的」ではない、「何かが足りない」だけの母親というイメージになってしまったため。)
「反抗期」も「青過ぎる思春期」に避けては通れない、重要テーマですので。
このシリーズを書く際にはいつも、役者が「役作り」をするような感覚で「十代思春期」の仮想人格を憑依させて書いているのですが…
(自分の場合「なりきる」というよりは「憑依」の方が近いです。)
今回は人格を「降ろす」のに、少し苦労しました。
なにせ、「反抗期」になるべき年代はとうに過ぎている上に、実際の反抗期も自分の場合は「内に籠もる」感じの「おとなしい」ものだったので…。
なんとか「自分」のみならず「その頃、周囲にいた人間」のことも思い出しつつ、反抗の仕方をもう少し荒々しめに「盛って」、主人公の人格を作り上げました。
…その後も、母親の「やらかし」エピソードを列挙する際に「兄弟から聞いた『コメディにしかならない』天然オカンエピソード」が強烈に頭を占拠してきて筆が止まったりと、いろいろ苦労しましたが、何とか書き上げることができました…。
次回は偶数回のため女性視点です。
物語の構想はだいたい出来ているのですが、少々難易度高めかも知れません…。
