
お祭の夜に拾った(?)ワンコの思い出
以前ペットのネーミングの記事でもちらっと書いた、昔の飼い犬「ムー」こと「フーセンガム」。
出会ったのはちょうどこんな季節。夏祭りの夜のことでした。
町内で行われたお祭に家族で出かけた時、会場である公園をうろちょろしている白い子犬がいました。
「カワイイ~!ノラ犬かな~?」などと、ちょっとの間かまった後、車でその公園を後にし、家へと帰ったのですが…
家に着き、車から降りると、なんと、なぜか公園で遊んだその白い子犬が後をついてきていたのです!
町内なので、公園から家まではそれほど離れていませんが、それにしても車の後を追ってきたとは、ちょっと信じられませんでした。
そこまでしてついてきた子犬をそのまま放っておくことはできず、結局そのまま飼うことになったのですが…
このワンコが、なかなかとんでもないワンコでした。
何がとんでもなかったのかと言うと、とにかく脱走癖がすごかったのです。
大きく成長してからは力も強くなり、しかも足の速さは子犬の時点で車の後を追ってこられたほどでしたので、とにかく恐ろしく速く、子どもの腕力では散歩中に振り切られ、しかも走って追いかけても全く追いつけないという有様でした。
しかもそうやって脱走しておきながら、ゴハン時になるとちゃっかり戻って来るのです。
そんな困ったワンコですが、ちょっとカワイイ(?)弱点もありました。
それはこんな時季にはつきものの「雷」と「花火」です。
ムーはとにかく雷と花火の音が大嫌いで、たとえ脱走してもその音が鳴り出すと一目散に家に帰ってきて、ダンボール箱とダンボール箱の間に頭を突っ込んで(全身は入れないのでお尻とシッポは丸出しで)プルプル震えていました。
ちなみにこのムー、成長後の外見はどことなく某ソフト○ンクのお父さん犬に似ています。
なので、うちの兄弟はCMを見るたびに「ムーだ!」「ムーはかわえぇなぁ」などと言っています。
