
壊れたパソコンからのデータ取り出し方法
今まで使っていたPCがダメになってしまった(立ち上げ画面の無限ループで中身も見られない状態になってしまった)ため、何とかデータだけでも救出しようと自力でデータ・サルベージしてみました。
まずはAmazonさんで必要な道具を注文。
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これは何かと言うと、壊れたパソコンの内蔵HDD(ハードディスク)に直接端子を差し込んで新しいパソコンに接続し、データを読み込む道具なのです。
(商品画像にはAmazonアソシエイト(アフィエイト)を利用しています。クリックしていただくとAmazonさんの商品詳細ページへ飛びます。)
注文時の注意点としては、Amazonさんで商品検索すると類似商品がいくつか出てくるのですが、接続端子の形状が違うものもありますので「値段が安いから」と言って即決しないで、ちゃんと商品詳細ページの説明をよく読むことをオススメします。
ちなみに接続端子はSATA(シリアルATA)とIDEがあるのですが、古いタイプのパソコンはIDEが多く、新しいものはSATAが多いようです。
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(IDE接続ならこちらのタイプになります。)
商品詳細ページ(←上の商品画像をクリックするとAmazonさんの商品詳細ページに飛びます。)に接続部分の図が掲載されていますので、一旦HDDを取り出して接続部の形状と見比べ確認してから注文されることをオススメします。
なお、新しいパソコン側にはUSBでつなぐことになります。
(ちなみに結局どちらなのか分らないという方には、上の商品よりちょっとお高めですが、SATAとIDEの両方が入っているタイプもあります。)
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自分は早急に欲しかったので、Amazonさんで注文する前に市内の電気店やハード・オ〇にも行ってみたのですが、売っていませんでした。
さすがに需要がニッチ過ぎて置いていないみたいです…。
数日後、Amazonさんから無事に商品が到着。
パッケージはこんな感じで、箱に入っています。
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中身はこんな感じ。
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旧PCと新PC間の接続ケーブルが1本と、HDDとコンセントをつなぐ電源ケーブルが1本、説明書、データ・リカバリ・ソフト入りCD-ROMが入っています。
ちなみにこの商品の場合ですと、新しいパソコンを用意しなくても、静止画・音楽・映像データならPS3等にも読み込めると箱の裏の説明書きに記載してあります。
(実際に試したことはありません。)
…で、この製品を接続するため、まずはドライバー(プラス・ドライバー)を用意し、旧パソコンを裏返して…
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内蔵HDDの入っている部分をネジを外して開けていきます。
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(丸で囲んである部分がHDDです。)
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HDDを横にスライドさせてPC本体との接続を外し、取り出して2本のケーブルをつなげていきます。
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あとは、ケーブルの一方を新パソコンのUSBポートに、もう一方のケーブルをコンセントにつなぎ、スイッチをONにします。
新パソコンがWindowsなら、これでHDDがマイコンピュータ上に新しいドライブとして認識されます。
あとは中のデータを新パソコンにコピーするだけです。
(自分の場合はコピーの際、一応セキュリティ・スキャンも行いました。)
新パソコン上で認識されたHDDの中身は、旧パソコンで見ていた時とは若干フォルダ構成が違っていて(普段使っているフォルダの上の階層に余計なフォルダがあったりして)、どこに何のデータがあるのか分かりづらかったりもしたのですが、自分の場合はエクスプローラの検索で欲しいデータのファイル名を入力して場所を特定しました。
(たとえば自作ホームページのもくじページが欲しいなら「index」で検索すると出てきます。←ファイル名をindex以外の名前で登録している方の場合はこの方法では出てきませんが…。)
自分の場合、データ・ファイルの数が尋常でなかったので、スキャンにもデータ移動にも時間がかかりましたが(←何せ自作サイトのページ数が1000ページを超えているので、ファイル数も当然それ以上あるのです。)、何とかこれでデータ救出に成功しました。