
受験って、偏差値より対策力な気がする。
自分は大学受験の時、本命の大学だけ2つの学部を受けました(他の大学はそれぞれ1学部だけ)。
そのうち1つの学部は合格し、もう1つは落ちました。
その落ちた方の学部は、受かった方の学部より偏差値の低い学部でした。
でもその理由が、自分には分かるような気がしました。
なぜなら費用の節約のため、本当に行きたい本命の学部の方しか赤本を買っていなかったからです。
(と言うか、本命の大学の本命の学部1冊しか赤本を買っていませんでした。)
実際に受験してみて、同じ大学でも学部が違うとビミョウに試験問題の雰囲気(?)が違うな、と感じました。
大学が違えばさらに試験問題の傾向が違いますし、偏差値が合格基準に達しているからと安心せず、きちんとその大学の試験傾向に合わせた“対策”を行うべきなのでしょう。
(たぶん、塾などに通っていればこの辺りのことは教えてもらえたのかも知れませんが、自分は塾には一切通っていなかったので、そういった“対策”に関しては完全に準備不足でした。)
自分の場合、赤本1冊だけで受験に臨みましたが、他の大学の対策に割くべき時間を1つの大学・学部だけに絞って集中して使ったことは、逆に良かったのかも知れないとも思います。(←個人の経験による感想で、受験に関しては1人1人事情も学力も違うと思いますので、あくまで“参考程度”に読んでください。)
ただ、偏差値の高い方の学部に受かって偏差値の低い方の学部を落ちた結果、高校側には「そんなわけない。何かのミスだ。受かったのは偏差値低い方だろう」とでも思われたのか、卒業時に出た学校新聞(←卒業生の作文が文系・理系から1人ずつ載せられる)で、合格した学部を間違って掲載されてしまいました…。
(しかも本人に何の事前了承もなく載せられたので、訂正するヒマも何もありませんでした…)