
ペットロスと、ぬいぐるみ
我が家には、うちで飼ってきた歴代ニャンコたちに不思議とよく似た猫のぬいぐるみがいくつか存在します。
そのうちいくつかは本当に偶然もらったりしたものなのですが、いくつかは偶然ではなく、飼い猫の死後に「何となく似ているから」という理由で衝動買いしたぬいぐるみたちなのです。
現在うちにある白猫のぬいぐるみ“ミーコちゃん”も、そんな衝動買いしたぬいぐるみのうちのひとつです。
“ミーコちゃん”は元々は自分が小学一年生の時に飼っていた、しかも物心ついてから初めて飼った白猫の名前でした。
全身真っ白で鼻も肉球もピンク色の子猫でしたが、残念ながら一才にもならないうちに病気で逝ってしまいました。
当時はショックのあまり寝込んで学校を休んだほどです。
なので、そんな“ミーコちゃん”が「何事もなく成長していたら、きっとこんな姿だったんだろうなぁ」という白猫のぬいぐるみを祖父母と一緒に行ったドライブインのおみやげ売り場で見つけた時、そのぬいぐるみを買って帰らずにはいられなかったのです。
小学校低学年の頃は、本当にそのぬいぐるみの“ミーコちゃん”がお気に入りで、旅行へ行くにも車に乗せて連れて行ったほどでした。
そんなぬいぐるみの“ミーコちゃん”、今では我が家の現在のニャンコのお気に入りとなっています。
そもそもは我が家に来たばかりで心細そうにしているニャンコに、ママ猫代わりのつもりで“ミーコちゃん”を引っ張り出してきて、あやしてあげていたのですが、そのせいか今ではすっかり“ミーコちゃん”が我が家のニャンコの一番のお気に入りとなってしまい、どこへ行くにも持ち運んで、人の見ていないところでモミモミ・フミフミして甘えていたりします。
そのモミモミ・フミフミのせいで“ミーコちゃん”がどんどんボロボロのペッタンコになっていくのには複雑な気持ちもあるのですが、物心ついてから初めて飼ったニャンコそっくりなぬいぐるみに現在のニャンコが甘えている様子は、何だか「時空を超えた我が家のニャンコ・コラボ」のようで、見ていると、ほのぼの・しんみりしてしまいます。
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