
仕事をミスしやすい“魔の時間帯or瞬間”というものがあると思うのだ。
仕事をしていて「何だか分からないけどミスしてしまった」という時って、ある程度決まった条件やパターンがあるような気がします。
肉体的・精神的に疲れている時はもちろんなのですが、自分の場合、細心の注意を払わなければいけない難しい仕事をこなした後の「ややカンタンな仕事」で気がゆるんでミスするというパターンがわりと多いです。
もちろん、本来なら気をゆるめてはいけないところなのでしょうが、人間ですので一日中ずっと集中力を切らさずにいるというのはなかなか難しいものです…
(と言うより、一日中ずっと神経を緊張させ続けていたら、それはそれで自律神経の乱れにつながりそうなのでマズイと思うのです。)
せめて自分で「集中が切れてきたな」と思ったら自由にコーヒー・ブレイクなど取れたら良いのですが、うちの会社はデスクでの飲食禁止ですし、休み時間も決まっているため、それもムリなのです。
と言うか、わりといつも思うことなのですが、今の社会には事前のちょっとした工夫で防げるヒューマン・エラーが結構ゴロゴロ転がっている気がしてならないのですが…。
基本的なことですが「自分以外の他人」が目を通す書類には「他人が読める」字を書くこと(以前の記事でも似たようなこと(?)を書きましたが、特に金額や数量に関する数字や型番の英数字などちょっとでも読み誤ると大変なミスにつながるもの、人の名前などちょっとした漢字の違い(しんにょうの点が1つだとか2つだとか、画数の違いだとか、突き抜けているとかいないとか、「斉」と「斎」と「齋」と「齊」の違いなど)でもクレームにつながるものはもう少し丁寧に書こうよ、といつも思うのです…。)重要事項は見落としそうな書き方をしないで、目立つように赤ペンなり太字なりで書くことを徹底するなど、大してコストも労力もかからずにミスを防げることが、ビジネスの現場にはゴロゴロしている気がするのです。
些細なことではありますが、正直、こういうちょっとしたことからでも改善していけば、日本の経済はもうちょっと効率的になって、チリも積もれば山となるように業績も上がっていくんじゃないのか、といつも思うのですが、今の世の中、皆が皆ハードワーク過ぎてそんな些細なことにすら意識を向けるヒマが無いということなのでしょうか…。
ビジネス番組などで、バブル期頃までは結構そういう「カイゼン」という活動があったという話を目にしたことがありますが(←バブル期に社会に出ていないので詳しくは知りませんが。)今はそういう活動をやっている会社って、あまり無いんですかね…?