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生き甲斐は、人それぞれ。


「景色」を眺めるのが、物心ついた時から好きです。

それは有名な名所や絶景ではなく、ふと見上げた空の澄んだ青の美しさだとか、遠くに見える山々の雪をいただいた凛とした美しさだとか、土手を埋め尽くす菜の花の圧倒されるような明るい黄色の美しさだとか、そういうごくありふれた日常の中にある「景色」です。

特別でも何でもない、日本国内ならわりとどこにでもあるような、自分以外はほとんど誰も目を留めることのないような景色だったとしても、自分はそんな景色の一つ一つに目を留めて、その美しさを堪能するのが好きなのです。

それは最早、趣味やライフ・ワークと呼んでも良いくらいのレベルかも知れません。

なぜ「好き」なのかは自分でも上手く説明ができません。

もしかしたら世界の美しさに気づかされるたびに、この世界が人間だけのものではないと感じられて、人間社会の中で感じる憂さや辛さや煩わしさを、束の間忘れられるせいかも知れません。

とにかく、そんな美しい景色に出会うたびに思うことがあります。

それは「この景色を見られただけで、これまで生きてきた甲斐があったな」という思いです。

普通ならば険しい山の頂だとか、滅多に見られぬ絶景で思うようなことなのかも知れませんが、自分はささやかでありふれた景色の中でも、そう思うのです。

美しい景色の中に立って、風を感じたり、空気の冷たさやあたたかさを感じたりしていると、心が、まだ世界のことをほとんど何も知らなかった幼い頃に戻っていくような気がします。

何気ない風景の一つ一つに不思議や感動があふれていて、世界がきらきら輝いて見えていた頃に、心が戻っていく気がするのです。

日々の生活の中では人間関係だとか、不安や悩みだとか、いろいろと心煩わされるものが多々あるのですが、それでも「この美しい景色の中で、風に吹かれて生きていられるなら、まぁいっか」とシンプルに思えるのです。

生きていることの意味や意義など、正直よくは分かりませんが、分からないなら自分で勝手に決めてしまえばいい、それなら「この美しい景色たちと出会うために自分は生まれてきた」と思い込んでみたっていいじゃないか、などと思うのです。

そうすれば、ふとした日常の中で美しい景色を見つけるたびに「ああ、生きてきて良かったな」と思えて元気がもらえます。

もしかしたら、幸せを感じるレベルが低過ぎて笑われてしまうかも知れませんが、たとえささやかでも感動や幸せは多ければ多い方が人生は満たされる気がするので「まぁいっか」と思うのです。

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テーマ : 小さな幸せ
ジャンル : ライフ

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津籠睦月

Author:津籠睦月
ネコ・犬・小鳥などの小動物大好き人間。
オリジナル小説サイト「言ノ葉ノ森」でファンタジー小説を連載中です。
詳しくは右側の「管理人ホームページ」からご覧ください。

 

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