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個人単位でのストレス・コントロールには限界があるような…


社会人として「長続き」するために今の時代で一番必要なものは、情熱でも志でもなく、ストレス・コントロールのスキルである――最近自分の周囲を見ていると、そんな風に思えてなりません。

うちの会社の中だけを見てみても、最初に熱い情熱を持って入ってきた社員ほど一旦現実にぶち当たるとすぐに心が折れて辞めて行き、逆に叱られても反省しているのかどうなのかよく分からない態度で受け流しているような一見ユルい人間の方が、何だかんだで長く会社に居座っているように見受けられます。

要は「ストレスを上手くやり過ごせるかどうか」ということだと思いますし、そのスキルは個人個人でだいぶ差があるのでしょう。

そしてそんなストレス・コントロールのスキルが低い人間に対してスキルの向上を促してくれるような「何か」が、現在の社会では圧倒的に足りていない気がします。

そもそも現在の社会では体調やストレスの管理は自己責任というような風潮がありますが、正直、個人では管理しきれない部分が多々あると思うのです。

ストレス解消をしようにも、そもそもそれをするための時間が無ければ無理ですし、個人では解消できないレベルのストレスを日々負わされ続けていけば、ストレスが癒える暇もなく溜まり続けて病んでいくばかりだと思うのです。

そもそもこんなにも精神的理由による離職者が増加し続ける時代になってしまったのですから、企業も政府も様々な分野の知識人の方々も、もっと本気を出してこの社会のストレス問題と向き合った方が良いと思うのです。

単純に社員のストレス・チェックを課すというだけではなく、ストレスがどういう状況で起きやすいのか、どういう人間に起きやすいのかなど「ストレスのメカニズム」をもっと突きつめ、それを抜本的に減少させる具体的な対策が欲しいのです。

(たとえば部下にストレスを与えやすい上司を性格・行動のチェックシートなどからあぶり出して研修を課し、言動を改めてもらい、職場環境の快適化を目指すとか……どれほど効果があるかは分かりませんが…。)

せめて現在過剰な労働を強いている企業には、拘束時間をゆるめて、社員が時間的ゆとりや心のゆとりを取り戻せるようにしてもらいたいものです。

ワーク・ライフ・バランスが崩れまくって、ただ会社へ行って、帰って、食事して風呂に入って寝る、というだけの生活が長く続くと、どんなにストレス・コントロールのスキルがある人間でも、簡単に生きる意味や意義を見失ってしまう気がしてならないので。

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テーマ : メンタルヘルス
ジャンル : 心と身体

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津籠睦月

Author:津籠睦月
ネコ・犬・小鳥などの小動物大好き人間。
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