
ファンタジー・オマージュはなるべくまんべんなく…
小説サイト「言ノ葉ノ森」の方で連載している児童文学風ファンタジー小説「夢の降る島」は「古今東西の幻想が集まる島」を舞台にしたファンタジー小説です。
なので当然、物語中には世界各地の神話や伝承、メルヘン童話や空想科学小説など、様々な既存のファンタジー知識が登場します。
「古今東西の幻想が集まる」はずなのに、その幻想(ファンタジー)が一部の地域や時代に偏ってしまっていては変なので、オマージュするファンタジーはなるべく様々な国・地域、そして時代からまんべんなく採るようにしています。
ですが実際、これがなかなか大変なのです
なぜなら人には当然、得意な分野と不得意な分野があるわけで……。
自分も当然、全ての国・地域・時代のファンタジー知識を網羅しているわけなどありません。
なので、どこかしらには「にわか知識」というか付け焼刃な知識が入り込んでしまうのです。
しかし読者様にはなるべく「それ」を悟られないようにしなければならないという……。
まぁ、こんな世界設定を選んでしまった自分の自業自得以外の何ものでもないわけですが……。
ですが、それまで自分が知らなかったファンタジーについての知識を新しく得るということは、それはそれでエキサイティングで楽しいことでもあるので、実は結構楽しんで書いていたりもするのですが