
アルファポリス小説更新情報(2023/3/31)
小説投稿サイト「アルファポリス」さんで連載している異世界転生ファンタジー小説
『囚われの姫は嫌なので、ちょっと暴走させてもらいます!~自作RPG転生~』
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第5部・第27章「アリーシャ、扉越しに勇者と会話する」をUPしました。
最初は章タイトルを「アリーシャ、×われ勇者と会話する」にしようかと思ったのですが、ネタバレになってしまうのでやめました(ネタバレになるため、ここでも伏字対応)。
学生時代に読んでいたRPG系ファンタジー小説で、「どのクエストに行っても必ず出て来て、主人公パーティーにスルー(?)されてしまう不憫なキャラ」がいたのですが…
そういう「毎回出て来る“お約束”」みたいなネタが好きで、自分で小説を書くようになったら、自作品にもそういうネタを仕込みたいと思っていました。
…そんなわけで、ウチの物語で“お約束”に使われているのが「勇者」なのですが…
(毎回スルーされるわけではありませんが、扱いはわりと不憫かも知れません…。)
ただ登場するだけでなく、登場するたびに少しずつ「何かが変わっている」のがミソです。
だんだんとグレードアップしていくのかと思いきや、ここに来てちょっと「ひねり」が入るのが、作者のひねくれているところです…。
(ネタバレになってしまうので、詳しくは書きません。)
ところで前回と今回、西洋鎧を登場させるにあたって、パーツの名称に悩んだのですが…
(関連記事:アルファポリス近況ボード『西洋鎧(兜)の顔の部分の名称は「面頬」と「眉庇」』)
顔を覆うパーツ、当初は「面頬」という漢字しか出て来ず(後々「瞼甲」という漢字もあることが判明しましたが)…
「面頬」だと日本の甲冑の「恐いお面っぽいアレ↓」のイメージが浮かんでしまうため、何となく使えませんでした…。
(それと、近況ボードにも書いている通り、西洋だと面頬と眉庇の両方とも動きそう(?)なので、表現が煩わしくなりそうで嫌だった…というのもあり…。)
ちなみに西洋の鎧兜(甲冑)の各部名称については、コチラの資料に載っていました。
↓
(「瞼甲」と、外国語名での名称についてはコトバンクの「甲冑 日本大百科全書(ニッポニカ) 」から。)
第5部も、クライマックスのための“役者”は揃いましたので、あとは「このキャラの陰が薄いから、もう少し出しておくか」など、バランスの調整をしながら、クライマックスへ進めていきます。
…その「バランスの調整」が、なにげに難しいんですけどね…。
ちゃんと出番を作っておかないと、魅力が伝わらないままで終わってしまうキャラクターが出て来てしまいますし…
かと言って、誰にでも彼にでも出番を割り振れば、尺が伸び過ぎて「展開がトロい」と思われてしまいますし…。
そのあたりの「ちょうど良い加減」は、きっとスキルや能力の問題ではなく、単純に「経験値」の問題なんだろうな…と思います。
そしてまさにこの物語は、その「経験」を積むために書いているものですので「バランス調整に悩む」のも修業の一環なのだろうなぁ…と。
この物語も、第5部が終われば残すところあと1部。
実験的チャレンジ作品ならではの「試行錯誤」を骨の髄まで楽しんで書き切っていきたいと思っています。
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