
アルファポリス小説更新情報(2022/11/25)
小説投稿サイト「アルファポリス」さんで連載している異世界転生ファンタジー小説
『囚われの姫は嫌なので、ちょっと暴走させてもらいます!~自作RPG転生~』
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第5部・第9章「アリーシャ、音楽室の怪と対面する」をUPしました。
学校の七不思議、音楽室には「誰もいないのに鳴りだすピアノ」と「肖像画の目が動く」の2パターンあるわけですが…
ここではピアノの方を採用しています。
そして、独自のアレンジとして、選曲をシューベルトの『魔王』にしているわけですが…
ウチの兄弟はよく「男子学生が好きなクラシックNo1は『魔王』だろう」と言っているのですが、自分も個人的には「だろうな」と思っています。
イントロからしておどろおどろしいあの感じと、魔王に恐怖する「坊や」の声をそのまま再現したかのような迫力ある歌声…
「坊や」の切迫した訴えと、父親の呑気ともとれる返答との対比も凄まじく、結末が「悲劇」なのも未成年の心を揺さぶるところかと…。
『魔王』と言えば、ゲーテの詩が先にあり、それに感動したシューベルトが短時間で曲を書き上げたことで有名ですが…
シューベルトが作曲した、このおどろおどろしい曲調が、当初はゲーテに嫌がられたというエピソード、個人的にツボです。
しかも、その『魔王』の詩、「漁師の娘が網の修繕をしながら口ずさむ詩」という設定で書かれたというのも、意外性があり過ぎてツボです。
乙女が網を繕いながら歌うような内容ではないやろ、コレ…という…。
(しかもシューベルト以外の人がつけた曲だと「民謡調」になっているというのも、「この詩の内容で!?」と思ってしまいます。)
物語は、まだまだ七不思議クエストが続きます。
あまりここで尺をとってしまっても先が長いので、テンポ良くいきたいところですが…
来週もよろしくお願いします!
(ちなみに12月頭あたり、本業の仕事量がヤバそうです。ただでさえ各作業が遅れがちなため、影響が長引く可能性はあります。何とか調節して更新ペースを保つつもりですが…。)
