
青春SS更新情報(青春断片・第30弾)
オムニバス青春SSシリーズ「青過ぎる思春期の断片(青春断片)」
第30弾『花咲く話の種を探して、私は今日も言の葉を「はなつ」』をアップロードしました。
(このシリーズは、小説投稿サイト「小説家になろう」さんと、SSブログ両方に同じ内容のものを投稿しています。「小説家になろう」さん版はルビ多めで、SSブログ版の方には下部に蛇足な解説が付いています。)
前回から、だいぶお待たせしてしまい、スミマセン…
今回は「上手く会話できない少女が、会話する術を模索する」物語です。
このシリーズは「5~10分で読める」を目標に書いているのですが…
今回は結構ギリギリで、だいぶ文字量を微調整しました(そこでまた時間を食いました…)。
分かる方にはお分かりいただけるかと思いますが…文章量というものは、「増やす」よりも「削る」方が、より難しいのです…。
「5~10分」は「小説家になろう」さんでの読書時間目安を参考にしています。
(「小説家になろう」さんでは、小説をUPすると、「小説を読もう!」の小説情報の所に、読書時間の目安が自動で表示されます。)
自分の場合、下書きはWindowsのメモ帳で行っているので文字カウントができません。
なので、読書時間目安については、これまでに投稿してきた作品とファイルサイズを比較して「これくらいなら余裕だろう」「ちょっとヤバいかも…」という風に、だいたいの予測を立てています。
今回はちょっとオーバーしそうだったので、あちこちから文字数単位でちょこちょこ削って調節しました。
10分という上限は、題材によっては、だいぶキツい「縛り」なのです…。
そもそもそんな「縛り」を作らなければ良い、そもそもシリーズの内容的に、この文字数上限は狂気じみている…という話なのかも知れませんが…
(正直、自分でも毎度「この内容をこの文字数で書くなんて、正気の沙汰じゃない…」と思っています。)
ファンタジーなど一切無い、シビアでシリアスな「現代」の物語であるからこそ、せめて文章量(ボリューム)は「5~10分」という読みやすいサイズに抑えておきたいのです。
読書離れの進む現代では、長文、大長編、難しい内容の話は、忌避される傾向にあります。
読者に読む前から「ハードルが高そう…」と思われないために、読みやすいボリュームや使用単語の簡易さなどで、第一印象のハードルを下げておきたいのです。
魔法や異能の一切無い「現代」を舞台にしても、おもしろい小説は書けるはずですし、現実の「問題」を扱っても、難解さの無い分かりやすい物語は書けるはずです。
「ファンタジーじゃない」からと言って敬遠することなく、まずは気楽に読みに来て欲しい――そんな思いから、こんな内容でも、こんなボリュームで無理矢理書いています。
…まぁ、自分の国語力(※)の限界に挑みたかったから、という気持ちも、ないわけではないのですが…。
ちなみに今回、記念すべき(?)キリの良い30弾目ということで、少々文章に凝っています。
ひょっとすると「凝る」というより「遊ぶ」の方が正しいかも知れませんが…今回はだいぶ「言葉遊び」的な要素が強い作品になっています。
タイトル(特に「はなつ」が平仮名なあたり)からして、既に遊んでしまっています…。
実は、シリーズのこれまでの作品にも、ちょこちょこ、こういう「言葉遊び」は入れていたんですけどね…。
(※別ブログ「ネット小説の作り方。」PC版のどこかにコッソリ書いています。)
