
ブラック企業の裏にブラック取引先アリ
以前、どこかのニュース番組でもチラッと取り上げられていたような気がしますが「ブラック企業問題って、その企業だけの問題じゃなく、取引先がヒドイってことも多々あるな」と、最近よく思います。
相手企業の勤務形態が夜遅くまでだったり土日出勤だったりすると、こちらにも「そのスケジュールに合わせろ」と言うように、夜の○時(もちろん定時をだいぶ過ぎた時間)に納品しろだの、土日に納品しろだの無茶ブリをしてくるということが多々あり、本来ならやらなくて良いはずの“残業”や“休日出勤”をその取引先のタイムスケジュールに合わせるためだけに行う、という意味の分からない事態が最近よく発生しているのです。
しかもこちらにはフレックス制も何もないので、夜の○時に納品しろと言われたら、その時間まで「残業」しなければならないわけです。
さらに、その時間までただ待機していれば良いなどということではもちろんなく、「余った時間がもったいない」とばかりにその時間をつぶすための仕事をさらに追加で入れられ、しかもその余分時間内では終わらずにあふれ、結果、残業がますます増えるという悪循環過ぎる状態に…。
相手がこちらの足元を見て無茶な納期スケジュールを押しつけているのか、それともこちら側(の営業担当)が仕事を取りたいばかりに無理なスケジュールでもホイホイ受けて来てしまうのかは分かりませんが、どちらにせよ残業と休出のせいで余暇時間が減り、おまけに急なスケジュール変更が多過ぎるせいで下手に予定も入れられない始末です。
ブラック企業ですらまだまだきちんと取り締まられていない現状で、ブラック取引先問題が取り沙汰されるのは果たしていつのことになるのか分かりませんが、何とかならないものかな、と思う今日この頃です…。