
「初心」を忘れないための具体策
「初心忘るべからず」とは言いますが、記憶は薄れるものですし、どんなに熱い志も日々の仕事に忙殺されるうちに、いつの間にか忘れてしまったりするものなのではないかと思うのです。
つまりは実際問題、何もしないでいたら人は普通に「初心」なんて簡単に忘れてしまう、ということです。
なので、個人的に、そんな初心を忘れないためにしている具体策があります。
安直ですが、それは初心を「忘れないうちに書き残しておくこと」です。
自分が何を想って、どんな戦略でもって、何を目指してそれをやっているのかを、いつか厳しい現実の中で心が疲れて自分を見失ってしまう前に、書き残しておくことなのです。
(つまりはいつもこのブログの「創作活動(ファンタジー小説)」カテゴリーに書いているようなことです。まぁ「創作活動(ファンタジー小説)」については初心忘れ防止策以外にもいろいろ書く理由があるのですが、それはまた別の機会に…。)
後で読み返したら顔から火が吹き出そうなくらいの恐れ知らずな野望も、他人に笑われてしまうくらいの青臭さも、無意識レベルで行っている思考習慣も、恐れず余さず照れることなく書き残しておくことです。
そうしておくことで、いつか世間の波にもまれて心が汚れてしまった時に読み返したら、一気に心が洗われて目が覚めるようにしておきたいのです。
きっと、どんな他人からの諌めの言葉より、自分自身の言葉が何より一番胸をえぐるのではないかと思うので。
と言っても、いつかの未来でそんな「初心」の言葉たちを読み返す時、自分が「あの頃は若かったな…」で笑って済ませて、その頃の気持ちを否定するような人間になっていないとは限らないわけですが、まぁ、その時はその時ということで。
たぶん未来の自分のためと言うより、現在の自分のため――「現在の自分のこの想いを絶対に忘れたくない」という想いの方が強い気もしています。
そして実際、過去の(少なくとも現在の自分よりはよほどピュアな頃の)自分の前向きな言葉って、意外なほど疲れた心に効いたりするものなんですよ。
少なくとも自分は、高校生時代の自分の日記を読み返して元気をもらえたりするので、そんな風に思ったりするわけです。
テーマ : ポジティブでいこう!
ジャンル : 心と身体