和風恋愛ファンタジー小説「花咲く夜に君の名を呼ぶ」第11章「追憶に沈む大刀」後編の最終パートをアップロードしました。
思いのほか時間がかかってしまったので、待っていてくださった読者様には申し訳ないです。
(しかし今月は本業が忙しいのでこの先も更新はゆっくりめになってしまうかも知れません…
土曜日出勤が4週連続な上に、この先の祝日も下手をすると削られそうな勢いなので、
正直体力面で大丈夫なのか自分でも不安…。
しかも貴重な休みに歯医者の予約を入れていたりと、時間のやりくりが本当にシビアです…
)
それにしてもこの11章、なぜこんなにも時間がかかってしまったのかと言うと、刀剣関連の知識がものすごく必要な章だったからなのです…。
しかも日本刀と言ってすぐに皆様が思い浮かべるような反りの入ったメジャーなタイプの刀剣でなく、もっと古い時代の大刀なので資料を集めるにも一苦労だったり、さらにその大刀を「使う」のみならず「作る」方面での知識も必要(というかむしろそちらの方がメイン)だったりして……、正直なぜこんな知識が必要となる小説を書いてしまったのかと自分で自分を恨みたくなるような大変さでした…。
人は誰でも得意な(詳しい)分野と不得意な(あまり知らない)分野があるわけで、得意な分野だけを使って小説を構成していけたなら、本当はもっとスタイリッシュ☆に書いていけるのだろうなぁ…とは思います。
ただ現在の自分の得意分野だけに絞ってしまうと、なんだか小説の幅がすごく狭くなりそうで、面白さも半減どころか大幅減になってしまいそうなので、無謀にも毎度新しい分野に足を踏み入れてしまうのです。
ですが、まぁそういう新しい知識を学ぶの、嫌いではないので(むしろハマってしまって小説に使えなさそうなディープな知識まで追い求め始めたりしてしまうくらいに…)思ったほど苦ではないのですが
そんなことよりも問題なのは、この11章、ノーマルカプ(男女CP)の恋愛ファンタジー小説(←そのわりにはちょっとアクション・バトルの比率が多いかな…とは思いますが)であるはずなのに、女性キャラクターが一人も出てきていないということです
まぁ今回は過去回想編ですし、舞台設定柄、職人の郷ということで男比率が高いのは仕方なくはあるのですが、ちょっと男の世界になり過ぎているような…。
追憶編はこの章で終わりで、次章からはちゃんとヒロインが復活するのでそこは安心してください!
(というか、作者がヒロインを描くことに飢えているので…。)
……と、小説本編のあまりにシビア過ぎる展開には触れずに終わるのでした…。
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